財産分与とは?
結婚後、夫婦が協力をして築き上げた財産(共有財産)を離婚時に清算をすることを”財産分与”といい、厳密にはこれを「清算的財産分与」と言います。
一般的に言われる財産分与は、この清算的財産分与のことを指し、ほとんどの場合は「婚姻期間中に夫婦が築いた財産を折半する」という形で解決を図っています。
なお、この清算的財産分与の他にも、「扶養的財産分与」「慰謝料的財産分与」など、他の意味合いを含む場合もありますが、これらは例外的なものですので、清算的財産分与について以下に説明していきます。
清算的財産分与とは
一般的に”財産分与”と言われているものは、婚姻期間中に夫婦で築き上げた共有財産を清算する財産分与のこと指し、法律的には清算的財産分与といいます。
財産の名義や権利が、夫や妻のどちらか一方のものであったとしても、財産を築くには夫婦の協力があったと考えられ、裁判などでは貢献度の割合により財産を分配する方法が採用されています。