親族は本質的な判断をするのが難しい

bfeb119090f14e564e4c17b45ece265e_s

一般的に離婚の手続きで取り扱われる問題の多くは表面的な問題です。たとえば、暴力を振るった人の多くは、それが良くないと知りつつ、自分を抑えきれずに暴力を振るってしまうケースが大半です。ここでは「暴力」が表面的な問題で、「理由」が本質的な問題と考えていくことにしましょう。

暴力を振るった人は皆「理由をキチンと聞いてほしい」と切実に訴えます。しかし世の中は、暴力の診断書など、表面的な部分だけを取り上げて対処してしまいがちなところがあります。

たとえば、妻が「夫から暴力を受けた」と医師の診断書を持って警察に走ると、本質的な問題の解明はほとんどないままに保護命令等の措置を取られるなど、世の中から「暴力夫」のレッテルを貼られてしまうことがあります。

もしかしたら、妻の度重なる浮気・ギャンブル・借金に怒ってつい手が出たのかもしれません。妻の心無い言葉や態度に耐え切れなかったのかもしれません。セックスレスが長年続いていたことが潜在的な原因かもしれません。

しかし世の中は、本質を無視して表面的な問題だけを大きくクローズアップして糾弾します。いくら理由を説明しても「どんな理由があろうと暴力は絶対にダメです!」とピシャリと言われておしまい。そのようなことが大半ではないでしょうか。

どちらにも肩入れしない警察でさえこういった感じですから、身内贔屓になりがちな親族などは個人的な感情が邪魔をして、余計に本質的な判断が難しくなります。

ですから、親族は「自分はどうしても身内びいきになりがちだ」と謙虚な姿勢を持つよう心掛けた方がいいでしょう。

botan1

関連記事

  • 親族には事実に関する正確な情報が入りにくい親族には事実に関する正確な情報が入りにくい 親族が夫婦の問題に介入するのが難しい理由の一つに「親族には事実に関する正確な情報が入りにくい」という点があります。 親族に入る情報は、息子や娘などの血族から入るものが大 […]
  • 親族に公平な意見を期待するのは難しい親族に公平な意見を期待するのは難しい 夫婦の間で問題が発生すると、夫婦を取り巻くそれぞれの親族は、血縁関係のある身内をより保護してあげたいという思いから、無意識のうちに「身内贔屓」の言動をしてしまいがちです。 […]
  • 親族に正しい法的知識は期待しづらい親族に正しい法的知識は期待しづらい 妻の浮気と養育費の問題は法律的には全く別です。養育費を支払う側の気持ちが理解できないわけではありませんが、感情が優先してしまうと、浮気をした妻のために無関係の子供が自分の養育 […]
  • 親族問題親族問題 意外に多くて根の深い親族問題を理由とする離婚 「親族との折り合いが悪い」は、男性が選ぶ離婚理由のうち、「性格の不一致(男性1位)」「異性関係(男性2位)」に次い […]
  • 「親族との不和」は男性が選ぶ離婚理由の第3位「親族との不和」は男性が選ぶ離婚理由の第3位 意外に多くて根の深い親族問題を理由とする離婚 「親族との折り合いが悪い」は、男性が選ぶ離婚理由のうち、「性格の不一致(男性1位)」「異性関係(男性2位)」に次い […]
  • 貧乏に強いほど離婚しにくい(夫婦喧嘩の7割はお金の問題)貧乏に強いほど離婚しにくい(夫婦喧嘩の7割はお金の問題) 「愛があればお金はいらない」という考え方については、テレビや雑誌でお決まりの話題として取り上げられますが、本気でそう考えている人はごく少数ではないでしょうか。 大多 […]

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

全校対応受付窓口。お気軽にご相談ください。電話番号088-209-0405

▼ 閉じる ▼

▲ 閉じる ▲

Return to Top ▲Return to Top ▲