加害者の特徴:勝ち負けにこだわる、自分を大きく見せようとする
加害者は、自分が特別な人間だと思い込む傾向があり、やたらと勝ち負けにこだわり、自分を大きく見せようと様々な自慢やアピールをします。
たとえ実績がなくても自分を偉く見せようと”私は~もできるし~もできる。”などと自慢し、豊富な知識のアピールのためにわざと難しい専門用語を使ったりもします。
力や能力のある人と関わることで、自分も同列の世界にいるかのような安心感や満足感を得る傾向もありますので、そういった人には積極的に関わろうとします。
更に、力や能力のある人との親密な関係をアピールすることが、無意識に自己評価のアップに繋がると考えているので「親しい友人に○○大学の教授がいる」とか「上場企業の社長の娘の知り合いがいる」などと、積極的に関係者の肩書をアピールします。
離婚の話し合いの際には「自分には親しい弁護士がいる」といった言葉で牽制する人は結構いますが「頼んだら何でもしてくれる弁護士だ」とか「戦ったら絶対に勝てる」などと、必要以上に弁護士との親密な関係をアピールするなら、加害者資質を疑わざるを得なくなるでしょう。
なにがなんでも相手方を支配下に置こうとする加害者は、信じるに値する法的な根拠や裏付け示さないまま「裁判をしたらあなたは絶対に負ける」「負けて大金を払うことになってもいいのか?」などと言葉で脅したりもしますので注意が必要です。