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過激な攻撃性

加害者は異常なくらいに勝ち負けにこだわることから、周りの人間を敵か味方に分ける傾向があり、その区分ができるまでの間は、表面的には友好的に振る舞いながらも強い警戒心を持って接し、敵か味方かを慎重に判断します。

高い能力・地位・名声・財力などがあって自分に反抗的でない人は本能的にメリットのある人、つまり味方と判断して迎合した態度をとりますが、一旦敵とみなすと様々な方法で攻撃します。

加害者の平常時の攻撃は、密室性のある陰湿な中傷・罵倒・非難・無視などですが、ひとたび怒りが頂点に達すると、手当たり次第に物を投げつけたり、感情的な言葉を大声で叫び続けたり、加害者自身もコントロールできなくなるほどの興奮状態に陥ったりもします。

過激な攻撃の裏側には相応の理由があるのかといえば、些細な問題や怒るほどではない問題が大多数だったりしますので、この点からも加害者が”勝利して支配すること”を目的にしていることが分かります。

加害者の攻撃の態様は一般的に「表面的には対話をしているようだが、実際は相手の言い分は一切聞かず、一方的かつ威圧的に自分の主張や結論を押し付ける。」というものですが、このような攻撃が慢性化すると更に攻撃は激しくなり、身体的な暴力に発展することもあるので注意が必要です。