「分かってくれない」はお互い様(岡山離婚相談所は全国対応!)
「言わないと伝わらない」を原則にする
お互いの価値観に関しては、納得いくまで話し合った方がいいでしょう。婚姻生活を続けていると「配偶者のことは何でも知っている」と思い込みがちです。しかし実際は、配偶者の理解が不十分なケースがほとんどです。
たとえば、妻が「10回目の結婚記念日くらい二人だけで食事に行きたいね」と言っても、夫が妻の気持ちの”重み”を理解せずにやり過ごしたら、妻の不満は増幅するでしょう。
こんなときはつい”気持ちを理解してくれない!”と相手を非難しがちですが、いくら相手を非難をしても本質的な解決には至りません。だからここは「自分の思い(希望)はハッキリ言わないと伝わらない」と考えを改めましょう。
世の中には少しの言葉で理解する人もいれば、多くの言葉で伝えなければ分からない人もいます。「普通はこれだけ言えば分かるはず」と思ったところで、思いを伝える相手は目の前の人間ですから、その人が理解できる形で伝えなければ意味がありません。
自分も相手の思い(要望)に全部応えているわけではない
「口に出さないと分かってもらえないのか・・・」と思うと、配偶者の不誠実さや能力のなさを感じてショックを受けるかもしれません。しかし、ここで一度「自分は相手の思いを理解している?」と自分に問いかけてみましょう。
相手も口には出さないけれど「配偶者には~して欲しい」という、理想とする配偶者の姿があるはずです。たとえば配偶者が以下のような思い(希望)を持っていた場合を考えてみてください。
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- 外も家でも身だしなみを整えて欲しい
- 口うるさく言わないで欲しい
- 些細なことで怒らないで欲しい
- いつも笑顔でいて欲しい
- 笑顔で挨拶をして欲しい
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さて、これらはほんの一例ですが、こういった配偶者の潜在的な思い(要望)を正確に理解している人はどれだけいるでしょう。
「”理解している”とは行動が伴って初めて言える言葉」と考えると、配偶者の思い(希望)の全てに応えられている人は、ほとんどいないことが分かりますよね。
自分も言われないと理解できない
ことはあるからお互い様かな。」
という謙虚さを持てたら、配偶者への不満も解消されるのではないでしょうか。