
離婚理由として最も多いのは男女とも「性格の不一致」とされていますが、実際はその中に「性の不一致」が多く含まれているといわれています。アメリカで行われたとある結婚生活の調査によると、次のような見解が出されました。
「離婚の大きな原因には”性生活の不調和”がある」と確認されました。”性的不調和は家庭不和の主な原因にはならない”と一部の精神医学者が唱えているようですが、これは暴論です。性生活さえ順調であれば、大抵の場合、他の少々の摩擦は問題になりません」
また、ポール・ポピノー博士という家庭生活の権威者は、結婚の失敗は通常次の4つの原因から起こるといいます。
意外なのは、金銭問題が3位であるのに対し、性の問題が1位だという点ですね。アメリカの離婚問題の権威者たちは、口をそろえて「性生活の均衡を保つことは結婚生活には絶対に必要だ」「離婚の原因は十中八九、性的不満である」と言います。
また、心理学者として有名なジョン・ワトソンも「セックスが人生の最重要問題であることは明白だ。セックスは人生の幸福を左右する」と断言しています。
ここまで多くの権威者が「離婚の原因は十中八九、性的不満である」と言っているのに対し、日本の家庭裁判所で行った調査で「性的不調和」を離婚原因に上げる人は案外少ないのですが、それは何故でしょうか。それは「当事者自身に性的不調和の認識が薄い」ということが挙げられるかと思います。
「心が離れると体も離れる」という認識はあっても「体が離れると心も離れる」という点は見落とされがちです。心と体は表裏一体。どちらか一方のバランスが崩れれば、もう一方も崩れてしまいます。自然の本能に対する無知によって結婚生活が破壊されてしまうのはいかにも残念なことです。
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