金銭感覚の違い(お金に関する価値観の相違)

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私は、配偶者の浪費に関するご相談も相当数お受けしてきましたが、具体的な事情を伺うと、問題の本質は浪費ではなく「価値観の相違(金銭感覚の違い)」と判明することがよくあります。

たとえば「夫がマンガやDVDやゲームなどの要らない物をたくさん買い込んで困っています!」という相談の場合、具体的な金額を聞けば、小遣いの範囲内での消費に過ぎなかったり、過剰に非難する問題でないことが多々あります。

金額が「確かによく使っている方かな」というケースでも、浪費の明確な基準はないので「所得と比較して明らかに多額」という消費でなければ浪費とは言いきれません。

問題を解決する上で最も重要なことは「他人の価値観が認め、尊重すること」です。

前述の例で、妻は夫の消費(マンガ・DVD・ゲームなど)を「要らない物」と批判していましたが、これは明らかに夫の価値観の認めない姿勢です。

価値観は誰でも違います。百人いれば百通りの価値観があるということです。そして一部の例外を除き、価値観に優劣はありません。

もし妻が「自分はマンガに価値は感じないけど、夫が価値を感じるのは自由。夫の価値観も尊重されるべき。」と考えを改めたら、価値観に多少の相違はあっても、夫婦関係の崩壊までには至らないはずです。

他人の価値観を認めない姿勢は、様々な問題を悪化させる要因となります。たとえば夫が「妻は絶対に自分の趣味(価値観)は認めない。話しても夫婦喧嘩になるだけだ。」と考えたとしたら、様々な形で問題が起きることが予想されます。

たとえば、自分の趣味を我慢して妻に対する憎悪を増幅させたり、精神的負担の増大で体を壊したり、勝手に高価な買い物をしたり、別居を決意したり、離婚を決意したり、何らかの復讐を計画したり・・・と、大体ろくなことがありません。

他人の価値観を認めない姿勢は夫婦の関係をはじめ全ての人間関係を悪化させますので、一刻も早く改善を試みましょう。

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