お金に関する嘘や秘密は夫婦の信頼関係を破壊する

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夫婦の所得や貯蓄の金額には何の問題もなくても、信頼関係を壊す嘘や秘密や隠ぺい等によって、離婚の危機に陥ることがあります。まず、結婚前に多いのは婚約者に年収や借金の金額を偽るケースです。

知り合うキッカケがお見合いなら所得に嘘偽りは少ないと思いますが、自由恋愛の場合は、多くは男性が女性に良く思われたい一心でつい所得や借金を偽って伝えてしまうことがあります。

たとえ所得や借金に嘘があっても結婚前に発覚すれば再検討できますが、いざ結婚した後に金銭面での深刻な嘘が発覚した場合は大変です。

腹は立っても、結婚した事実が変わりません。離婚すれば戸籍に傷がつきますし、祝福してくれた関係者に「騙されていたから離婚する」とはかっこ悪くて言いにくいです。そうはいっても、大切なことで嘘をつく人と一生添い遂げる覚悟もできませんから、こういう状況に陥った配偶者は、結婚当初から相当苦しむことになります。

お金に関する嘘・秘密・隠ぺいは、結婚後にも起きます。たとえば「自分のお金」「あなたのお金」という区別をする人は、自分の所得を配偶者に教えなかったり、夫婦間でもお金の貸し借りの関係を作ったり、家事一つにも配偶者にお金を要求したり、様々な問題行動をする傾向があります。

要するに精神的に未熟なわけですが、謙虚に考え方を改めようとする姿勢がないなら、夫婦の信頼関係や協力関係を築くのは非常に困難といえるでしょう。

更に、この未熟さに横暴な性格が加わると「配偶者の物は自分の物、自分の物は自分の物」といった利己的かつ独占的な考え方になります。

たとえば「夫が家族のためにお金を稼ぐのは当たり前」と言って、妻は自由に夫の給料を使っていながら、自分がパートで稼いだお金は「私が稼いだお金(私のお金)を夫に教える必要は無い」と言って、夫に自分の収入や財産を明かさないようなケースはよくあります。

このような妻の多くは、日常の生活費は全て夫の給料から支出し、自分が稼いだお金は夫の知らない銀行口座に着々と貯め込んでいたりします。

更に用意周到な人は、万が一離婚することになっても財産分与で不利にならないよう、お金を子供や親族の名義の口座に振り分け、意図的に夫婦の共有財産から外していたりもしますが、限度を超えた保身を図る行動は、ほぼ間違いなく夫婦の関係を崩壊に導きますので注意が必要です。

botan1

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